【質問】奥歯の隙間を治したい
前歯の歯並びを治したいのが一番の理由なのですが、笑った時に奥歯が見えないのを治せないかな?と思っています。大人からでもそういったことは可能か知りたいです。
【回答】
笑った時の奥歯の見え方は口角と歯列の間の『バッカルコリドー』の大きさによって変わってきます。
バッカルコリドーとは、笑ったときなどに口角と、歯の隙間に見える影や隙間の部分のことを指します。この大きさの良し悪しはその方の好みや個人差があるので一概に大小では判断できませんが、この影の有無や大きさで笑顔の印象が変わるため、ご自身が求める美しさを追求するために、バッカルコリドーを歯科治療でなくしたい、または作りたいという希望をお持ちの方もいらっしゃいます。
質問者様は奥歯がみえないということですが、バッカルコリドーの大きな「狭窄歯列」の歯並びの場合、矯正治療では歯列を拡大したり、修復治療ではセラミックで治療することが考えられます。
また、笑い方で見え方の工夫はできますので、それで多少の改善が見込めることもあります。
【バッカルコリドーとは?】
バッカルコリドー(buccal corridor)は、笑ったときに奥歯の外側と口角の間にできる黒い隙間のことを指します。
日本語では「頬側空隙(きょうそくくうげき)」とも呼ばれます。
この隙間が広すぎると、笑顔が暗く見えたり、口元が貧弱に見えることがあります。一方、まったくないと不自然に見えることもあり、ほどよいバッカルコリドーがある笑顔が最も魅力的とされています。
バッカルコリドーの印象比較
バッカルコリドーの広さ | 印象 |
---|---|
広すぎる | 暗い・寂しい印象 |
ちょうどよい | 自然・魅力的な笑顔 |
ほとんどない | 不自然・人工的に見える |
北九州のみえない矯正
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