【質問】先天欠損で歯が足りない

【質問】

高校生で先天性欠損歯で下の歯が2本少なく、上の前歯が出てしまい、噛み合わせが悪いのが悩みです。。

【回答】

先天欠損は珍しいものではなく、1人/20人くらいの割合でいらっしゃいます。

おそらく、下の5番目か2番目の歯だと思いますが、いずれにしても、上顎と下顎の歯の本数が異なるので、その差で上顎が出てしまう事が時々あります。

通常そのような場合2つの治療法が考えられます。

①歯の本数を補う:矯正+補綴(インプラント等)

足りない永久歯の部分にスペースを作ってインプラントやブリッジをする

②少ない方の顎に合わせる:矯正のみ

上の歯を抜歯して歯の本数を下とそろえてインプラントやブリッジをせずに治療する

質問者様はおそらく、口元の出た感じも気になっておられるのではないかと思われます。そのような場合は当院は②の矯正のみで治療することが多いです。矯正治療で口元が出ている場合、4本(上下左右1本ずつ)の抜歯をすることが多いです。考え方によってはその内の2本は最初からないので、抜歯が2本ですむとポジティブに考えることもできますし、矯正のみで治療が完結するのもメリットです。

正確な診断をするためには検査が必要になりますので、治療を希望されるのであれば一度ご相談下さい。

北九州のみえない矯正

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