【質問】矯正中でも妊娠できますか?

矯正治療は期間が2年〜3年と長いので、

1)治療中に妊娠をされる患者様

2)妊婦さんの初診患者様

3)矯正治療をしながら妊活される患者様

と様々な女性のライフステージと共に矯正治療は可能です。

では、それぞれで詳しくみていきましょう。

1)治療中に妊娠をされる患者様

矯正治療中に妊娠される方は珍しくありませんので、どうぞご安心くださいね。治療も問題なく継続して行えます。

妊娠中は体調の変化が大きく、つわりやホルモンバランスの影響でお口の環境も変わりやすくなります。
そのため、体調に合わせて通院ペースを調整したり、清掃指導を強化したりしながら、無理のない範囲で治療を続けることが可能です。

もし治療の一時中断や緩やかな進行をご希望の場合も、状況に応じて柔軟に対応いたしますので、ご遠慮なくご相談ください。
赤ちゃんとご自身のお身体を第一に、治療を進めることが可能です。

出産後は体調の回復を待って、治療を再開することが可能です。多くの方は出産前1ヶ月くらいまで通われて、出産後2ヶ月ほどたってから再開される患者様が多いです。

矯正治療の中断は、治療期間が少し伸びるかもしれませんが長い目でみるとわずかな事で、治療上は全く問題ありませんのでご安心ください。出産時も装置はつけたままで大丈夫です。ご安心ください。

出産後は赤ちゃんと一緒に来院していただけます。当院はバリアフリーなので赤ちゃんの寝ているベビーカーを横に置いて治療を行えます。また必要な方にはバウンサーもありますのでご安心ください。

2)妊婦さんの初診患者様

妊娠中でも矯正相談を受けていただくことはまったく問題ありません。
レントゲンの撮影については、お身体に負担のないよう必要性を慎重に判断し、希望されない場合は無理に行いません。

また、実際の治療スタート時期はご出産後にするや、出産時の治療の一時中断など、ライフプランに合わせたスケジュールをご提案することも可能です。「今後どんな選択肢があるか」を知っていただくことが大切だと考えています。

ご自身や赤ちゃんにとって安心な形で、今後の計画を一緒に考えて治療を行います。

3)矯正治療をしながら妊活される患者様

妊活中に矯正治療を始めても大丈夫か、不安に思われるお気持ちはとてもよく分かります。

矯正治療は妊娠が分かってからも基本的には継続可能で、治療自体が妊活や妊娠の妨げになることはありません。
治療中に妊娠された場合、治療中の体調変化に配慮したり、万が一つわりが重い場合などは治療ペースを緩めたり、治療の内容を体に負担が少ないものに変えたりと柔軟な対応をして参ります。ご自身のペースで通院していただくことが可能です。

<まとめ>

矯正治療は2〜3年と長い治療期間を要しますが、
妊娠、出産、育児、妊活といったさまざまなライフステージと並行して行うことは可能です。

また診療室も完全個室になっているので、赤ちゃんが泣いても他の方を気にせず治療を受けていただけます。

女性の身体と気持ちの変化に寄り添いながら、無理のない形で治療を進めてまいりますので、
どんな小さなことでもお気軽にご相談くださいね。

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