矯正治療とほうれい線

「抜歯矯正をしたらほうれい線が目立つようになりますか?」

結論からいうと、矯正治療でほうれい線ができることはありません

ほうれい線の原因は加齢現象です。

口元の皮膚のたるみや組織の加齢変化により、口元が痩せてしわが出てきて、ほうれい線が目立つようになります。

よく誤解されるのが、口元を引っ込めたからほうれい線ができたと思われる方がいらっしゃいます。それは、出っ歯によって突出した口元が元の標準の状態に戻ったのであって、本来あったほうれい線が出てきたものによると考えられます。現にお子様や若い患者様の治療で見ることはありません。

ですので、矯正でほうれい線が深くなることはありませんし、予防はするならアンチエージングになります。

 

とはいえ女性なら口元のハリは気になりますよね。

アンチエージングは永遠のテーマです。

歳をとって口元にハリがなくなってきたことは、残念ながら矯正ではアプローチができません。

予防策としては、美容のお手入れであったり、表情筋を鍛えたり、もう少し積極的にアプローチするのであれば、美容外科のヒアルロン酸の注入等があります。

歯科ではまずはお手軽にできる表情筋のトレーニングをお勧めします。

 

次のブログでは、簡単にお家でできる表情筋のトレーニングをご紹介しますね。

ぜひご覧ください。

 

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